Q.病気の対処予防は?
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A.
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魚にかかる病気の種類はいろいろありますが、一般的によくかかる病気は、白点病です。原因は、白点虫の寄生です。大方の病気は、原虫やウイルスが原因で発病します。
ところでシロギスは、今まで飼っていて、まだこのような病気にかかったことがありません。シロギスは、病気にかかりにくいかどうかはわかりません。そこで、今までに死んだ原因を考えてみますと、ストレスによる潰瘍と考えられます。
症状は、体の表面が白く潰瘍状になり、初め頭や口から発生し、次第に体に広がり、あるいは、尾ビレがボロボロになったりもします。その初期症状が現れると、2〜3日中に死にます。取り出してみると、体に内出血の跡があります。ちなみに、外傷によるものは、かなりひどくならない限りは、死んだりはしません。
ストレスの主な原因は、飼育経験から、過密によるものと考えられます。釣ってきた当初、過密気味に入れて、次々と1〜2匹ずつ死んでいき、ある程度、空いてきたところで、その症状が出なくなりました。このように、シロギスは、ストレスに敏感なデリケートな魚と言えます。
したがって、予防策は、少なめに入れることです。大きな群でなく、小数の群れしか作らない理由も、ここにあるのかも知れません。
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